近年集客をするためのツールとして、SNSが多く活用されています。
整骨院はかつてほねつぎとも呼ばれ、骨折や脱臼の応急処置をするイメージが強い傾向にありました。
しかし最近は、施術やサービスが多様化しており、イメージがしづらい傾向です。
そこで、Instgramを運用することで、施術内容を視覚的にアピールできます。
この記事では、整骨院の集客にInstagramを活用するメリットやポイント、具体的な投稿ネタについて解説します。
・整骨院の集客にInstagramをおすすめする理由
・整骨院がInstagramで集客をするメリット
・アカウント間で強いつながりが構築できる
・設備や施術を視覚的に拡散できる
・整骨院がInstagramを活用する際のポイント
・プロフィールはしっかりと書く
・投稿にあまり期間を空けない
・顧客の声を利用する
・タグの付け方を工夫する
・投稿に統一感を出す
・施術に対応するスタッフの紹介をする
・有料広告も適宜利用する
・整骨院ならではの投稿ネタを紹介
・体の不調に対する具体的な解決策
・実際の施術動画
・施術前後のビフォーアフター写真
・まとめ
・整骨院の集客にInstagramをおすすめする理由
Instagramは写真や動画を投稿するSNSの1つで、3,000万人以上のアクティブユーザーが存在します。
アクティブユーザーの年齢層も幅広く、若年層だけでなく整骨院の利用者となるような中高年も多いのが特徴です。
このため、写真や動画を投稿すると拡散力が非常に高く、サービス内容を広く知ってもらえます。
このように、Instagramの投稿でサービス認知につながることから、整骨院の集客にInstagramは最適といえます。
整骨院がInstagramで集客をするメリット
Instagramで集客につながりやすいことをお伝えしました。一方で、なぜ整骨院がInstagram集客をするとよいのでしょうか。そのメリットについて解説します。
アカウント間で強いつながりが構築できる
Instagramには、アカウント間でつながりを持つために「フォロー」機能があります。
たとえば、自院のアカウントを患者の方にフォローしてもらった場合、フォローした患者の方は自院が新しい内容を投稿したときにすぐ見れます。
また、患者の方の投稿した内容にリアクションをすれば、自院の存在を覚えてもらえるでしょう。
さらに、投稿内容が気に入れば患者の方にシェアしてもらえる可能性もあります。
このようにつながりが増えていくことで、患者の方がリピーターになる可能性もあり、患者の方のフォロワーにも自院のことを認知してもらえる機会にも恵まれるのです。
設備や施術を視覚的に拡散できる
院内で行っている施術内容は、文章だけでは伝わりにくいものです。
Instagramは写真や動画を使って、院の設備や施術内容、院内の雰囲気を紹介できます。
人は情報の多くを視覚から受け取っているといわれており、Instgramを通して写真や動画から情報を伝えることで、ユーザーへの認知が広がりやすくなります。
たとえば、院内情報を積極的に公開することで、初めての人でも入りやすい雰囲気を作ることも可能です。
整骨院がInstagramを活用する際のポイント
整骨院で集客をしたいときにInstagramがおすすめであることをお伝えしましたが、Instagramを活用するには少しコツがあります。その活用ポイントをご紹介しましょう。
プロフィールはしっかりと書く
前述したとおり、整骨院は何をやるところなのかが分からないという人が多く存在します。
プロフィールを充実させることが、整骨院の認知度を上げる第一歩として重要です。
ユーザーは、プロフィールを見てアカウントをフォローするかどうかを判断していることが多い傾向にあります。
サービス内容や自院の強みを分かりやすく記載するよう工夫し、ユーザーへ特徴が伝わるようにするとよいでしょう。
たとえば、以下のように工夫することがおすすめです。
● 使用する文章は簡潔に分かりやすく、適度に改行する
● 画像に装飾する文字で重要なところは字体や色を変える
投稿にあまり期間を空けない
記事を投稿すると、フォロワーがアプリを開いたとき上部に表示されます。
このため、投稿に期間が空いてしまうと他の投稿に埋もれてしまうのです。
また、しばらく投稿がないと「この整骨院は営業していないのではないか」と、フォロワーへ不安を与えてしまう可能性もあります。
少なくとも2、3日に1度は更新し、フォロワーの目につくようにしましょう。
とはいえ、頻繁に投稿しようと整骨院に無関係な話題ばかり並べると、専門性に欠けるため投稿内容には注意が必要です。
顧客の声を利用する
従業員がサービス内容や整骨院の魅力を主張しても、ユーザーによっては信憑性に欠けると感じるリスクもあります。
既に整骨院を利用した人の声は、最も信頼性のある情報です。
たとえば、患者の方に体験談を投稿してもらったり、口コミを投稿してもらったりして、顧客側の情報を集めるとよいでしょう。
体験談は、自院が考えるターゲット年齢層を中心に幅広く取り入れることをおすすめします。
タグの付け方を工夫する
Instagramユーザーの多くは、ハッシュタグを使い情報を探します。
しかし、単純な情報のみではなかなか検索されにくいというリスクがあります。
そこで、ハッシュタグをつける際には、地域名を入れるのがおすすめです。
顧客側が整骨院を選ぶときは、自宅や職場に近いところを探すことが多い傾向にあります。
ハッシュタグに地域名を入れておけば、検索に引っかかりやすいのです。
また、話題の施術をしている場合は、その施術名を入れてもよいでしょう。
10個程のハッシュタグをつけることがよいといわれていますが、投稿に関係ないハッシュタグをつけることは避けた方が無難です。
投稿に統一感を出す
投稿する内容のジャンルをある程度統一していると、フォロワーに読んでもらいやすくなります。
とはいえ、症状改善に関連する投稿だけではフォロワーに飽きられる可能性もありますし、ネタ切れになってしまいます。
そこで、2〜3つにジャンルを絞り、投稿する曜日をある程度決めておくと分かりやすいでしょう。
数個のジャンルを絞っておけば、投稿一覧を見たとき縦に同じジャンルの投稿が並ぶため、見やすくなります。
また、ユーザーに「○曜日は●●の話題の投稿」と覚えてもらえる利点もあります。
施術に対応するスタッフの紹介をする
初めて施術するとき、「どのような人が施術するのか」という不安を抱く患者の方もいるのではないでしょうか。
そこで、スタッフの紹介を簡単にしておくと、施術前に親近感がわき、来院のハードルが低くなります。
初回来院後、継続的に来院してもらうには、施術スタッフにある程度心を許してもらう必要があります。
「この先生なら任せられる」という信頼感が、継続来院にとても重要なためです。
しかし顔を出したくないスタッフもいるでしょうし、プライベートを明かしたくない人もいるでしょう。
その際、公開できる範囲で特徴を紹介し、スタッフのことを覚えてもらうことが大切です。
有料広告も適宜利用する
Instagramは無料で利用できますが、有料広告も活用するとよいでしょう。
ビジネスアカウントに切り替えれば、さまざまな広告を作成し掲載できます。
Instagram広告へ掲載する際は、広告用LPや、公式サイトに誘導が可能です。
また広告掲載の際は、「初回施術割引」「期間限定割引」など、そのまま来院予約につながるような導線を作っておくことがポイントです。
整骨院ならでは!Instagramの投稿ネタを紹介
整骨院は専門的な知識を必要とする特殊な場所です。ここでは一例として、Instagramの投稿ネタをご紹介します。
体の不調に対する具体的な解決策
整骨院ならではの専門性が高い投稿をし続けることで、「豊富な知識を持ち、親しみやすいスタッフに施術してもらいたい」と思ってもらえるような集客導線をつくれます。
たとえば、Instagramで自院の施術内容をアピールするため、体の不調をテーマにした動画を作成してアップするとよいでしょう。
実際の施術動画
実際の施術動画を投稿すると、ユーザー側の不安をある程度除くことが期待できます。
来院したことがない人は、文章でどのような施術をするのか解説されていてもイメージがつかめず不安になるでしょう。
患者の方に許可を得て、施術の様子を撮影してみてはいかがでしょうか。
実際に施術を受けている人の反応や生の声は、とても重要な口コミの1つです。
施術前後のビフォーアフター写真
ユーザーが気になるところの1つが、「効果があるかどうか」です。
実際に施術を受ける患者の方へ許可を得て、施術前後の写真を撮って比べてみるとよいでしょう。
目に見えて効果が分かると、新規患者の方が来院しやすくなります。
具体的な解説を本文中に入れつつ、違いが分かるようインパクトのある写真にすると効果的です。
まとめ
整骨院のInstagram集客について解説しました。
SNS集客にはコツがいるため、SNS運用に慣れていない人は不安が大きいでしょう。
当社ではInstagram集客についての講座を行っております。最近はオンライン講座も開始しました。
Instagram集客をお考えの方は、ぜひお気軽にお問合せください。